天使と悪魔

読了です〜。私は正直、ダ・ヴィンチ・コードよりもこちらの方が好きでした。まず、時間制限があるので、緊迫感があるところ、後は舞台がローマで行ったばかりだったせいか、頭の中に地図が浮かびやすかったこと(ルーブルも行ってるのですが・・・)。

それにしてもダン・ブラウンの2作品を読んで思うのは、もう少し犯人側を描いてもいいんじゃないかなぁということ。もちろん主人公の「謎解き」があくまでメインなのでしょうが、悪者に感情移入できないと、対峙するヒーローが引き立たないと思うのです。主人公目線でもなんでもいいので、犯人の内面についてもうすこし情報が欲しかった・・・。

特にダ・ヴィンチ・コードは「え、そんな理由で?」という感じがちょっとありました。というわけで、あんまり主人公に感情移入できなかったのです。